書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

語学はやった量に比例する

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外国語を習得するには、レベルに応じてやり方が変わってきます。

その国で対等とまではいわないけれど、ある程度ちゃんと扱ってもらうためには、1にも2にも文法が大事!というのが私の持論です。

数学の方程式みたいなもので、体系的に学ぼうとするとこれほど便利なものはないわけで。

おまけに文法をふまえていないと応用がきかないわけで。

 

でもって、やっぱり勉強した量に比例するんだなぁ。

たま〜に語学の天才はいるけれど、そういう人はシステムが違うので、同じ土俵で語れない。

勉強量に実感が比例しないので、やってもやっても情けなくなる時期がある一方で、ある日突然すこーんと理解できるようになり、次のステップに大きく踏み出したことを実感できる日がある。

 

理解できる時って、それまでのもやもやが一気にぱーっと晴れて、そのうれしさにもっともっと、って気になる。

 

トップレベルになるにはセンスとかが関わってくるけれど、ある程度のレベルになるって、語学に限らず、量が質を凌駕するのかもねぇ。そして、これこそが凡人がある程度のレベルに近づける近道なのかもねぇ。

 

このボーダレスでグローバルで情報がめまぐるしく駆け巡る今の世の中、英語だけでもあるレベルに到達できてて、本当によかった!とつくづく感じています。

得られる情報と視点を変えて見方が広がるのと、思いがけないところで芸は身を助く、つまり仕事で役立つってことがちょこちょこ発生しているので、ね。