ボーナストラックという名のサーヴィスもどきが世界観をぶち壊す
4月の終盤、GW直前に、SpotifyやApple MucisといったストリーミングがCDなどのパッケージを上回った、と知りました。
(肝心のニュースソースが見当たらない。。。)
そりゃそうだよな、むしろとっくに、でもおかしくなかったんじゃない。
な〜んて感じていた矢先、
企画の打ち合わせで、やはりこの話題になり、
レコードやカセットのアナログも人気がじわじわきてるんですよね〜、という話に。
で、CDに話題が移り、
「CDはねぇ、古い音源だとレコードからのCD化があるでしょ、するとA面でいったんおしまいで、制作側もその前提で作っているのに、すぐにB面に入って、おいおい!って突っ込みを入れたくなりましたよ」
「そうそう。あとボーナストラックね」
「だから、私、ボーナストラックも積極的に嫌い! だって、制作側が不要とはじいて、アルバムという世界観を完成させているのに、なんで余計なものくっつけるかなぁ」
「そのとおり! 作品がなんたるかをわかっていない。ボーナスなんかじゃ全然ないですよ。余計なことしてくれるな、ですよね。なんで買うのはもっぱら輸入盤」
「わかる〜っ! たくさん入っていれば喜ぶだろう、なんて大間違い! これってそもそもミュージシャンへの敬意がないですよね」
「作品はあくまで作品なんで、そんなにボーナストラックでつりたいなら、盤を分けて欲しい、レアトラック集とか、デモ集とか。いくらでもできるでしょう」
と、やいのやいの。
CDに限らず、こういうの多い。
ほんと多い。
たくさんあれば喜ぶだろう、と思ったら大間違いだ!
なので粗品とかお通し(これはちょっと違う、か)とかのシステムも、ううううう〜ん、で納得していないんですよね、私。
欲しいものは、ヘタに色をつけないストレートな状態で、欲しいだけ、それにはちゃんと対価を払うから、なんですけどねぇ。