書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

予想以上に荷物が多くてうんざり!

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引っ越しに伴い、処分できるものは処分しただけでなく、収納サーヴィスや買い取りサーヴィス(本&雑誌で300冊は出した、と思う)を利用したりしたのに、荷造りをしながら。ちっとも減っている感じがしないことに驚く!

 

なぜだろう?と思ったら、そもそも自分が仕事で関わったモノ自体が多いんだよなぁ。自分でも驚くほど。

それは資料だけでなく、出来上がった書籍や雑誌、冊子自体ですでに飽和状態。

 

う〜む。

自分の仕事の完成形だから(なくなったものはあるけれど)捨てない、という頭でいたけれど、発想の転換が必要だなっ!

 

できあがり時代を振り返ることを単純に再読する目的で見直すことはほぼないのだけれど、

振り返らないから要らない、ってことにはならない。

 

 

特に書籍に関しては、その本が他の企画の資料になったり、そこから着想を得て別の企画ってことあったり、増刷の場合に備えて訂正点を整理したりする。

なので、10年単位で時間が経たないと判断ができないかも。

 

でも、雑誌やムック、冊子は時代を切り取るもので、次の号がでたら役割は終わる。

思い入れのある企画や気になったページ以外は、振り返ることはないかも。

確かに、企画を立てるときに、あの雑誌のあの号のあのページで、とひっくり返すことはあるけれど、だからといってもないとできないわけではない。

 

 

確定してから実際に動くまで日数がなかったので、とにかく詰めて移動に重きをおいたけれど、

もしかしたら引っ越した先で箱ごと処分するものが出てくるかも。

 

なんか、自分が思っていた以上についてしまった贅肉が多すぎて、どん!と決断する時期なのかもしれない。

そうしないと、また今以上にモノが増える。

かといって今までやり方やちょっとした整理ぐらいではもはや追いつかない。

 

荷物がなければ詰めたり解いたりする必要はないし、

その度にこれ必要?と自分に問いかける必要もない。

 

2001年に、イギリスから帰国し、実家で3カ月過ごし、東京に出るときのあのシンプルさを取り戻したい!と強烈に思った。

家具や家財はなく、トランクひとつとラップトップを抱え、仕事道具(文房具や辞書とか)食器類とか衣類とか確かヤマト運輸の単身パックを利用したけれど、それでもすっかすかだったもんなぁ。

 

 

荷ほどきをしながら、抜本的な見直しをしよう!