書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

クリスマスプレゼント(?)が届いたよ!

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クリスマスイブの前日からいろいろモノが届く。

・ホームベーカリー(たまった航空会社のマイレージで帰省するつもりだったけれど、東京に残ることにして使わないのはいいのだけれど、期限切れのマイルが発生し始めるので、ホームベーカリーに交換)

・食糧品(お米やら野菜やら)

・本(不意打ちのクリスマスプレゼント!)

クリスマスカードもいただきました。ありがとうございました!

 

そして、ある会社から書類が届き、確定申告用か、早いな、と思ったものの、あれ、今年はこの会社と仕事をしていないんだけど、何だろう?と開封したら、過去に遡って支払いミスがあったので、25日に振り込んでおきます、と。

 

なんと!

 

労働に対する対価が遅れて入金された、わけだけど、それでもこういうのはうれしい。

 

 

あんまりこういうことを声を大にして言うのは気がひけるのだけれど、

ここに引っ越してきて、忘れていた&思わぬところから入金がある機会に出くわすようになりました

(もちろん、いずれも前述のように真っ当なお金であって、それが時間差で支払われた、と言うのが正しいのかもしれない。)

この家とは相性がよくって、この家がここに私を住まわせるようにお金回りをよくしているような気がする。

 

渡英前に、人生で一番長く住んだ世田谷の家を引き払うときの不動産屋さんの立ち会いがあったときのこと。

不動産屋さんはいわゆる地元の地域密着のところで、地域情報に詳しい。かつ当時は、今のように個人情報にうるさくない時代で、「どこに引っ越すんですか?」と聞かれ、私が「イギリスに行くんです」と答えると、妙に納得した表情で、「この家に住んだ人は海外に行っちゃうんですよ、イタリア(美術研究家の方がいた)とかカンボジア(転勤)とか」。

そんなことは思いもよらなかったので、「えええ〜、そんなことってあるんですか」と聞くと、「理由はわからないです、でも、不動産屋を長くやっていると、そこに住む人の傾向みたいなのはありますね」。

 

クリスマスのプレゼントや入金で、そんなことをぼんやり思い出したりしたのでした。