書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

こういうやり方は好きじゃない

f:id:ricorice:20201107152258j:plain

 

聴くともなくラジオを聴いていたら、その日のその番組のゲストはプロの料理人。

「上手に作るコツを教わりましょう」というコンセプトはいいのですが。。。

 

“プロはすごい!”を表現するために、

スタッフに同じ料理をさせるという演出が。。。

 

こういうやり口は必要なのかな?

プロのちょっとしたコツで、こんなに美味しくなる、を紹介するだけじゃダメなのかな?

素人はやっぱりダメ、みたいなことわざわざ言う必要あるのかな?

(プロがすごいのは、ある意味、当たり前じゃない。

 そこにそもそもの土俵が違う素人を引っ張り出す意味があるのだろうか?)

 

誰かを貶めることで、この人はすごい!と持ち上げるやり口は好きじゃない。

その対象にされたスタッフが気の毒だ!