書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

眠くて眠くてたまらない中で

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ここ10日ぐらい眠くて眠くてたまらない日が続いています。

そういうときは、無理して起きていても仕方がないので、

なるべく体が欲するままにしています。

 

気づけば半日以上、なんてこともザラで、それにしても寝すぎ。

 

あるとき、滅多に出てこない亡父が出てきました(これまで片手の指で足りる程度)。

そこには母も妹もいて、ロンドンにいました (私の夢の中のロンドンはいつも、実際のロンドンとは違う)。

そこで、せっかくだからご飯を食べに行こう、ということになりまして。

 

夢の中では、(おそらく)両親がわざわざロンドンにいる私を訪ねてくれて、妹は引率を兼ねて来た、って感じ。

母も妹も影が薄く、亡父がただただニコニコしている。

何が食べたいとか何も言わないけれど、みんなで食事に行くのが、いかにもうれしそう。

 

私は、というと、今、お金厳しいんだよな〜、でも、滅多にないことだし、たまには奮発するか!で、 カラッとまぶしい夏空の下、スクエアというかミューというか、草花があるガーデンのような狭い小径を進んで行きながら、 自主的には行かないけれど(生ものが好きではないので)、お寿司でも食べるか、お店はどこにしようかな、と思っているところで目が覚めました。

 

あるとき、うつらうつらしていたら、普段ほとんど思い出さない、父方、母方、両方の祖父母のことが思い出されました。

ほんと、普段、思い出さないんですよね。。。

両祖父とも、私が幼いときに亡くなったし、

両祖母とも、なんというか、お互いにいつまでも分かり合えない人たち、って感じで、嫌い合う、ってことはなかったけれど、心理的距離は遠かった。

 

両親にもそんなになついていなかった私ですが、母方の曽祖母が全面的に、とにかく好きで好きで、曽祖母のことはしょっちゅう思い出すし、亡父のことはさすがに距離が近かったので思い出すけれど、

祖父母に対しては、ぽっかりあいていて。

 

 

久しぶりに思い出しました。

なんだなんだでかわいがってもらっていたんだな。

 

寝てばかり、だからこそ、記憶を旅するみたいになって、思い出したのかもしれない。

そんな今年のお盆です。