書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

そういうことじゃなかったのかもしれない

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5カ月前に引っ越すときに、本や雑誌などを1000冊近く手放したのですが、それでも減ったように見えず、ということは手元に残している紙類は相当ある、ってこと。

 

 

仕事で必要になった本があり、引っ越して来てから見た気がしてざっと探したところ見当たらず。あ〜、処分しちゃった!と思って、Amazonで注文。

 

しばらくして、また仕事で必要になった本があり、探したけれど見当たらず、またしてもAmazonで注文。

 

 

今までの私だったら、こういうことがあるから、むやみやたらと捨てられないのよ!と思っていたけれど、

今回は違った。

 

私は、残すものと手放すものの選択を間違えているのではないだろうか。

だとしたら、今残しているものは、実は要らないのではないだろうか。

 

こんな意識に向かったことに、自分で自分にびっくり!

こんな発想すらなかったもの。

 

 

どうにも必要なものだけ残して、あとは処分して、必要が生じたら入手して、そのお役目が終わったら手放して、それを繰り返すのはいかがなものかと、って思っていたけれど、そっちの方がいいのではないか。

整理もラクだし、探し物もラクだし、次に引っ越すなどなったときに、身軽で荷造りも荷解きもラクだし、となると、狭いスペースでも十分だし、結果、安上がりだし。

 

そんなことが頭の中をぐるぐる。

 

 

ここ数年なんとなくうまくいかない状況だったのは、来るかもしれないときに備えてキープしておく、で、結果、しっちゃかめっちゃかにしてしまって、本当に必要なものが見極められなかったからなのかもしれない。

不要になったらいったん手放して、再び必要になったら、そのときに改めて整える、今は以前よりも入手しやすくなったし(現に、資料をAmazonで入手)、それがいいのかもしれない。