書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

新型コロナウイルスをかさにしてない?

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テレビをおいていないので、ラジオをつけてる時間が長い。

日本語の放送だと、AMをよく聞いているのですが。。。

 

最近気になるのが、

「太ったんじゃない」「太った」という導入。

 

どーでも、いい。心底どーでも、いい。

挨拶がわりに、容姿のことをあれこれ言うの、要らない。本当に要らない。

 

容姿のことをあれこれ言わない、ようやくそんな流れに少しなりつつあるかな、と思った矢先、

新型コロナウイルスで在宅時間が長く、運動不足やストレスでしょ、といううっすらとした前提があるからか、

「太ったんじゃない」「太った」を連呼してるよ!

 

ほんと、どーでもいいよ。

 

“運動不足を解消しましょう”“肥満は健康上よくない”

という企画があったとしても、挨拶がわりに「太ったんじゃない」「太った」っていう必要は1ミリもない。

 

公の場で、いつまで容姿のことをあれこれ言い続けるんだろう。

それだけ話題がない、って証拠に思えて仕方がない。

 

それに、太ってて何が悪い。

痩せてることはそんなにエラいのか。

 

私には、「若く見える」が褒め言葉と思えないように、「痩せてる」も褒め言葉には思えない。

 

ごくごくプライベートな場で、健康面が危惧されるゆえに、または本人が言うなら別だけど、

挨拶がわりに、他人がいちいち声に出して言うってのは、その人の見た目が見苦しい、ってこと?

マウントして優位に立ちたい、ってことかしらん。

 

ますます余計なお世話、余計な一言だよ。

容姿のことは口にしない、他人の身体的特徴は話題にしないに限る、じゃないのかなぁ、少なくとも公の場では。