刺さればいい、って言われても。そもそも刺さらないし
なんだかなぁ。
最近では、
“ステイ(アット)ホーム”ってなんだ?
“自宅で過ごそう”でいいじゃない。
ほわっとしたカタカナ語(というか、和製語)を、かっこいい!と信じ、ドヤ顔で使う風潮にもうんざり!
ある人に言わせると、こんなにカタカナやアルファベットが、ときに本来の意味を無視して使用&氾濫している理由を、
意味が違っていようが、そうしないと、人々の心に刺さらない!そうですが、
そうかぁ、そこまで強いメッセージ性はないし、雰囲気美人ならぬ雰囲気言葉なだけで、一般の人々に刺さっているとも、そんな言葉で一般の人が刺さるほどバカとも、到底思えない。
むしろ、本来の意味を無視して、そういう言葉を意気揚々と使う状況に出合うと、
自らの無知を露呈しているのに気づかないのだろーか、
失笑されるか首を傾げられるかのどちらかじゃないの?と感じてしまう。
どうにも日本語にはまりづらい言葉ってあるけれど、
そうでないものをあえてカタカナ語や和製語を使うのって、不親切極まりない、と思うんだよね。
パッと見で理解できる、ってのも大事で、
冊子の表紙とか見出しとか、アルファベットはやめたほうがいい、のが私の持論。
(ロゴ含めて、すでに広く認識されていたら別だけどね)
一瞬で何を意味するのか判断できないもの。
よっぽど引っかかるデザインでないと、ちゃんと見ないよ。すっとばしちゃう。
ドイツが戦争に負けた理由を
ひとつの単語が長いから、一瞬の判断に時間がかかる、
って言われているのもあながち間違っていない、と思うのだ!