冷たいようだけれど
イベントの中止やお店の閉業があったりすると、
「残念」「悲しい」
などの声が上がります。
これ、違和感。ものすごい違和感。
たいていの場合、私は
「そりゃそうだよな、もっと早く決断すればよかったのに」って思ってしまうのです。
そういう感情的な声が、ニュースでも本筋のように報道されますが、
感情論は要らない。何がどうなって、どういう理由で止めるにいたったさえ、わかればいい。
大事なのは現状認識。そして、その上での判断。
どんなにつらくても現状を直視することからしか、物事は認識できないし、その上でどうするか考えないと、次のステップへ踏み出すことはできない、って思うんだけどなぁ。
「せっかくやってきたのに」という声もどうなんだろう?
せっかくやってきても、状況が変われば、白紙撤回して当然だと思うのです。
「かわいそう」ってのもなんだか、ね。
冷たいようだけれど、そういうもんだよなぁ、と思うのです。
いくら努力していても、いくら積み重ねてきても、自分の力が及ばないことに襲われ、どうにもならない時はある。
悔しがったり悲しんだりしていいのは、当事者と本当に近くにいた人たちだけじゃないのかなぁ。