書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

どうでもいいことを話し笑い合える場が必要だと思う

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なんだろうなぁ。

もともとおこもりのリモートワークだし、仕事のやり方そのものに変化はほとんどないし、

加えて私は人といるのが苦手な内向型なんだけれど、

今のこのコロナウイルスの状況の中、リアルな手触り、のようなものが欲しくなっていることに自分で気づきます。

 

それは先行きが読めない、それまでは自分の意思で選んでいたことがそうせざるを得ない状況になっている閉塞感、を少しでも和らげたいから、なんでしょうね。

 

気分転換に近所を散歩したり、

ネットでヴァーチャルな美術館ツアーに出かけたり、音楽を聴いたり、

ラジオを聴くなら軽妙なおしゃべりのもの。

本を読む時間も増えたなぁ。

 

自炊ばかりでは飽きるから、

デリを買ったり持ち帰りにしたり、

これまで、だったら行く!なのでほとんど利用したことはなかったけれど、

お取り寄せも活用する、か。

 

商品の向こうの顔を見たいんだと思う。

 

 

要件だけで効率よく済むのがオンラインのよさだけれど、

今欲しいのは効率じゃないんだなぁ。

だから、今こそアートが有効なのかもね、心だけでも別の世界に連れて行ってくれるというかね。

 

オンラインで喫茶店とかパブとかあって、

他愛ないこと話して笑える場が増えるかもね。

だって、リモートワークずっとやってきた私ですらこうだもの。