書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

年寄り扱い、子供扱いは好きじゃない

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かねがね気になっているんですが、

テレビやラジオでお年を召した方に呼びかける時に

「おばあちゃん」「おじいちゃん」って言うの、好きじゃない。

そのあとに、「お元気ですね」「若いですね」って言うのも好きじゃない。

 

「○○さん」でいいし、「お元気ですね」「若いですね」は話の本質とは関係ない。

なんだろう、憐れみを感じるんだよなぁ。

逆に尊敬かもしれないけれど、関係性がフラットじゃないんだよね〜。

 

 

同様に、公の場で子供に「○○ちゃん」「○○くん」って呼ぶのも好きじゃない。

「○○さん」でいいし、ある年齢以上(小学生になったぐらい、かなぁ)には、

平たい言い回しにはなるだろうけど、普通にていねいな話し方をして欲しい。

赤ちゃん言葉も好きじゃない。

 

 

お年を召した方や子供を(立場として)弱い者として捉えていて、

寄り添っているというのとは違う、と思う。

ひとりの人間としてちゃんと対等に接して欲しいなぁ。

こういうの、大げさに言えば、人間としての尊厳、だと思うのよ。