書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

そう見えるの? ここにきて、そうなったのも不思議

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つい先日、長いつきあいの男友達とごはんを食べたときのこと。

いつもはさらり程度なのに、深〜い恋愛やらの話になり、

真剣に「結婚しないの?」と訊かれ、

「リアルな自分のこととして考えたことないなぁ。何より相手が要るし」と答えると、

う〜む、といった顔をされ、

はれ、「そりゃそうだ」じゃないのか、と肩透かしを喰らった気分に。

 

別の日、数カ月前に初めてお仕事をご一緒した方に、再びお声がけいただき、

今回は移動の時間も一緒だったので、仕事よりもむしろそっちの時間の方が長く、

他愛ない話をする中で、なんだか噛み合わないなぁ、と思ったら、

その方は、私が結婚しているとばかり思っていたらしい。

そう捉えられていたことにびっくり!

 

他にも、ここんとこ、似たことがちらほら。

 

 

不思議だなぁ、そう見えるのかぁ。

低スペックで不良物件、お前ごときに、それがず〜〜〜っと私に対する他者評価(私評価じゃないよ)だったのになぁ。

 

見た目が変わった、たとえば超肥満だったのが一発奮起してダイエットをして標準体重になった、とかならわかるんだけれど、

私自身は変わっていないのに、私の場合は50代になってから突然周囲の見方が変わっちゃった。

一体なんなんだろう。

不思議だなぁ。