書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

テレビだけじゃないんじゃないかな

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テレビをおかない生活となって9年近くになります。

それでも、出張先のホテルや帰省したときなどにテレビを観る機会はあるわけでして、

そこで、too muchだよなぁ、でもその傾向はますます強くなっているよなぁ、と思っていることを、出演者自らが語っていました(↓)。

headlines.yahoo.co.jp

 

番宣って、本当にうんざりしてしまう。

中には、この人、本業の役者に徹してPRはしない方がいいんじゃないかな、という人も散見でき、それも含めて、過剰な番宣はかえってマイナスなんじゃないかと思ってしまう。

 

番組は番組、宣伝は宣伝で分けて欲しい。

番組なり映画なり、それについて訊くのならともなく、バラエティに出演して、とってつけたような宣伝をするって、またか〜、な気分に陥るだけ。

 

 

でも、これって別にテレビに限らないよね。

雑誌とかでも、タイアップ記事がそうだよなぁ。

一見、編集サイド主導の記事の体裁をとっておきながら、実は広告、というね。

 

今の視聴者や読者はそのあたり、ちゃんと嗅ぎ分けてると思う。

だから、もはや番宣もタイアップも鵜呑みにしないでしょう。

あ〜、まただよ、うざいな、と思うだけで。

 

報じられた大泉洋の発言は、例の軽妙な調子で言ったんだろうと思うけれど、

こういう声が当事者から公に発せられたことは重い。

 

もうそろそろ根本的に見直していいんじゃないかな。