書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

そもそもの前提にもやっとしてしまう

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賞賛を持って迎えられているんですよね〜(↓)。

www.huffingtonpost.jp

 

私、もやもや。

 

何だろう、と思ったら、“家庭料理は家で作ってみんなで食べる”という前提がすけて見えるから。

 

これって幻想だと思うのよね。

家で作る!もそうだし(だからぁ、品数ではなく、そもそも作りたくない/作れない人もいるんだよ!)

家族団らんのイデオロギーが強すぎる!

(だいたい、なまじ血縁関係があるから揉めるんじゃないのか? 家族は仲良し、なんて幻想よ)

 

 

私は、食事は必ずしも家族みんなで食べなくていいと思ってるし、

食事も作らなくていい、外食でもコンビニでもデリバリーでも、その家族がそれでいいならいいと思っている。

とかく敵視されがちなファストフードだってインスタント食品だって別にいいじゃないか、と思っている。

それでその人や家族が幸せならば、とやかくいう問題ではない。

 

「夕飯何食べた?」

吉野家の牛丼。久しぶりに食べたらおいしかった」

「よかったね! 私も何か食べよう。お腹すいた。ソースがあるし、パスタ作ろうかな」

「じゃあ、お湯沸かすね」

で、いいんじゃない?

 

 

なので、こういう人がちゃんといてちゃんと発言することに安堵する。

headlines.yahoo.co.jp

 

普段はものわかりのいいふりして寄り添うような顔をして、この劇団ひとりに対する言動こそが世間の本音だよなぁ。

結婚の理由も素晴らしい。別に家政婦を雇うわけじゃないからね〜。

 

劇団ひとり、ますます好きになったよ!