もうフラットでいいんじゃない
お一方はご結婚なさったけれど、2人がご一緒に活動されているときに、
ことあるごとに“婚期を逃した” “嫁に行かない”を枕詞にしていて、
なんでこの人たちはいちいちこういうことを言うんだろう、って不思議に思っていた。
有名女性アナウンサーがスーパーマーケットで自分の分だけの食材を買って、家族連れの人と比べて「さみしい」と言う(実際には、自分の口からではなく、家族連れの女の子に言わせているあたりが巧妙、なんだけど)。がっかり!
あざといよね〜、ほんと、あざとい。
男社会の中で、上目遣いにおもねる様な表情をして、「できる、って思われているけれど、私、完璧じゃないんですぅ。ダメなところもあるんですぅ」を出さないと納得してもらえない習性が身についているんだろーなー。
こーゆーことやるから、お手本のごとく、周囲や後進もそういうこと言わなきゃいけない、みたいな感じになるじゃない。
見習っちゃダメよ〜。
既成概念のもと、自虐する必要なんてないし、それは自分で自分の立場を悪くするだけだから。
な〜んてずっと感じていた気持ち悪さを思い出したのは、こんな記事を見たから。
ほんと、カズレーザー、大好き!
御意。言わなきゃいいのよ。
冒頭で私が抱いている気持ち悪さもそう。
そんなの、本筋とまったく関係ないよね〜。
彼女たちの場合は、言われる前に言うんだろうけど、同じ穴のムジナ。
言わなくてよろしい。フラットでいいよ。
付け加えると、もう“おひとりさま”って(自虐的かつ揶揄するような)言い方もやめにしない?
もはやひとりは状態を指すわけであって、孤独でもさみしいわけでも、社会的に隅っこにいる存在でもないわけだし。
ひとり、ふたり、3人、5人、10人、と並列でいいよ。
で、ハッとしたのが、上記記事の梅沢富美男の発言。
「あんまり言うことがない」
腑に落ちた!
すぐに容姿とか年齢とかステイタスとか持ち出すのは、結局、ほかに話題がないからなんだー!
だから、わかりやすいところで、容姿とか年齢とかステイタスとかを持ち出す。
これらを外したら、会話が成立するのかな?
しないのかもれないね。
でもって、会話が成立しないってのは、何も見てない、考えてない、からっぽ、ってことに他ならないんだよね〜。