書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

一生フル稼働で働きたいなぁ

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何年前だったかな、イギリスで、ビジネスでお会いした現地の方達とお茶をご一緒したとき。

彼らが早くリタイアしたい! リタイアしたらどういう暮らしをしたいかを話し始め、うちおひとりはまだ30歳前後だったのに、一番乗り気で嬉々として自分のリタイア後の過ごし方を話していて、ヘぇ〜、と思いながら話を聞いていました。

 

先日も、同世代の人たちを会ったときに(私は50歳です)、セミリタイアだの、の話になり、またしても、へぇ〜、な気分に陥りました。

 

 

というのも、私にはまったくない発想だから。

経済的なこともあるのだけれど、のんびりゆっくり、ゆとりのあるした生活というのはまったく肌に合わずチャカチャカ動き回っている方が性に合っているので(ますますその傾向が強くなっているなぁ)、一生、フルで働く必要があるだろうし、同時にそうしたいなぁ、と思っているのです。

 

 

先日、親世代の方を取材する機会がありました。

現役バリバリ、やさしいながらもはっきりとした語り口で朗らかに話し、闊達に動き回ってらして、テンポのよさにいいわぁ〜、となりました。

ご本人はリタイアという発想はまるでなく、「一生フルで仕事をする、仕事大好き!」と笑顔でおっしゃっていて、ますます、いいわぁ〜。

 

ロールモデルってわけじゃないけれど、こういう方がいらっしゃるってのは励みになるなぁ。

大きなパワーをいただいたようで、とても気分がいい。