書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

やっと気づく。私にはとことん理性がないんだな〜

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 人と話すってのは、相手を理解(とまではいかないか、結局はわかりあえないから)、知るためでもあるけれど、自分を映す鏡でもあるんだなぁ。

普段会わない人と会って話しているとよくわかる。

 

自分が直感に従って、感覚で動いている、という自覚はあって、

でも、それは裏返せば理性がない、ということをはっきりと自覚していなくって、

しかも、すべての面においてそうだという自覚もなくって、

それを最近になって見せつけられた感じ。

 

自営業ですから、自分のビジネスってものも考えるのだけれど、どうにもマネタイズが弱い。

稼ぐ力を身につけないとなぁ。

いや、そもそも経営能力は欠落しているのだから、マネジメントを委託する方がいいのかもなぁ、と思っていて、

30年近い交友関係のある人にその話をしたら、

 

「おいおい、今頃何言ってんの?

あなたに理性がなくって、感覚だけで動いてるのはわかってることじゃん」

「○○くんも感覚の人じゃん。彼はめちゃくちゃ稼いでるよ」

「ベクトルが違うんだよ。あなたの感覚の向かうところが快楽(好きなこと、楽しいこと)にあるけど、○○の場合は経済。だから金儲けができるの。快楽に突っ走ってたら、そりゃ金儲けはできないよ」

「そうか。。。でも、こういうのは持って生まれた性分だから、気づいたからと言ってベクトルを変得られるとも思えないけど」

「そりゃ無理だろうね。性分だから」

 

 

そ、そ、そうでしたか。。。

他人はよく見てるね〜。私、自分のことを、そこまで明確に、今の今まで気づいてなかったな〜。

 

じゃあ、どうする、ではあるんだけど、

こういう本質的なことにやっと気づいた。これって大きいなぁ、ほんと、大きいなぁ。

だって、小手先の方法論ではどーにもならないことだもの。