クリニックでは、ただただ寄り添って欲しいんだな〜
おそらくどちらかというと、理論を言う方だと思うので、普段相手に共感を求めていない、というか、ふ〜ん、で、あなたはどーなの?(私はこう思う)、お互いに意見を出し合って、じゃあこうしましょう、みたいな感じなのですが、
唯一そうならないところがあることに気づきました。
それは、クリニック/個人病院です。
総合病院とか大学病院は、そもそもが紹介状を持って行くので、
自分のこととはいえ気持ちは平然としていて、ものすごく客観的に最悪の事態含め、あれやこれや正直なところをズバリ、あれこれと質問しまくるのですが、
最初に駆け込むクリニック/個人病院はそうじゃない、ってことに気づきました。
病状などは何を言われても大丈夫、ではあるけれど(そこははっきり言ってもらわないとむしろ困る)、
それよりも、それまで不安になっていた状況が、クリニック/個人病院に駆け込むことで、ここでは気を張らなくていい、ぶっ倒れてもクリニック/個人病院だから大丈夫、と思うせいか、安心して自然と涙が出る。
そんなときに、ものすごくクールな(というか平静とした、ときにごく当然の)対応をされると、つらい。
たとえば、座ってられる?と聞かれ、大丈夫かも、と答えたものの、やはりしんどくなって、横になりたい、と言ったときに、ええっ!(さっき、大丈夫って言ったじゃん!)という反応をされるとつらい。
やっぱりしんどかったですね、準備するのでもう少し待っててくださいね(本当は時間がかかるにしろ)、と言われるのがありがたい対応。
もうね、ただただ、うんうん、大丈夫ですよ、って見守って欲しいんだな〜。
体調が思わしくないときは、心も平常じゃなんだな〜、と思うのはこんなとき。
以前、知人が推薦してくれたクリニックが実にサバサバした先生で、普段だったらいいんだろうけど、不安を抱えつつ初診で訪問したときは、そこにまともに対応できる体力も気力もなくって、妙に疲れてしまった。
もっとも通い始めたら、今度は私も平常なので、そのベタベタしないところがラクではあったんだけど、ね。