できる、じゃなくって、する、なんだよね
先日、同世代(50歳前後)の女性、20歳を過ぎたばかりの女性の3人で話していたときのこと。
「今の若いカップルは家事は折半なのよ」と同世代の女性。
「そりゃ、そうじゃない」と私。
大きくうなずく20歳の女性。
「最近の若い男性は家事ができるからねぇ」と同世代の女性。
「家事ができるじゃなくって、家事をする、じゃないの?」と私。
「そう! そう! そう!」と大声を上げる20歳の女性。
「もっと言うと、別に家事しなくてもいいじゃん。食べることは大事だけど、別に料理しなくてもいいし、外食や買ってきてもいいし。掃除しなくても死にゃしないし。お金払ってやってもらってもいいし。そこの家がそれで幸せならいいんじゃないいの?」と私。
「ほんと、そう!」と大声を上げる20歳の女性。
「そりゃそうだよね」と同世代の女性。
お題がきちんと与えられた場では、わかったふりをしていて人たちも、
「お母さんはお弁当作らなきゃいけない」「お母さんは夕食の準備がある」
ってこと、ふとした発言で平気でいうんだよね。
わざわざ弁当男子、っていうのもなんなんだ?だし(そもそも、いい大人をつかまえて、男子とか女子とかって言い方が苦手!)、
ごはんを作らないのは子供がかわいそう、っていう手作りを愛情のバロメーターにするのもなんだな、だし。
今回ひとりしか若者のサンプルがなかったわけだけど、普通はこう、みたいなものとえらく意識の違いがあって、メディアとかでみる普通はこう、はいつの時代の話なんだよなぁ、って改めて思っちゃった。