書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

古い雑誌を粛々と整理中

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雑誌の棚をひっくり返して、要/不要を粛々と行っています。

とっておく!と決めたもの以外は、1冊1冊パラパラとめくって判断するので時間がかかる。。。

 

もう何年も読んでいないんなら捨てちゃえば?

 

一時的な興味で買って、仕事に引っかからないものはすでにほとんど整理整頓したのだけれど、ほんのわずかな掲載でも仕事に絡みそうなものがあるんじゃないか、って思うと、

パッと見で判断して、どん!と捨てられない。

 

というのも、あとになて、あの記事、あの内容、どっかで見たな、ってひっくり返すことが少なくないし、それを経験してきたから。

 

そして、雑誌の場合は一度処分すると、再び手に入れることがそう簡単じゃない。

本はね、今の時代、Amazonとかで手に入れやすいんだけれど、雑誌のBNはそうは簡単にいかない。

そして、その情報が欲しいときは、まさにその瞬間に欲しいわけで、そのうち入手できれば、なんて悠長なことを言ってられないのだ。

 

古いものになればなるほど、実は視点を変えたり、今の解釈を加えたり、眠っている企画を掘り起こせそうで、アイディアがたっぷり詰まっているように思えるんだなぁ。

そのまま真似る、ってことはもちろんしないし、時代も違うし感覚も違うから、そもそもできないのだけれど、おっ、これは! と気づくことたくさんあるんだよねぇ。