書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

せっかくの機会なのにもったいないなぁ、と思った話

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普段接点のない仕事の人とは会って話す機会がありまして。

 

こういうの、新鮮でおもしろいのよね〜。

 

その方曰く、オフィスに問い合わせなんかの電話がかかることがあって、電話応対も仕事の一部としてあるよう。

外国人からの電話もかかるけれど、委託で来てもらっている人は曜日ごとに部署を移動しているから、何曜日にかけ直してください、っていうんだ〜、というのを聞いてびっくり!

 

「問い合わせの内容って同じようなことが多いんじゃないの?」

「そーだねー。たまに、変化球はあるけど、FQAみたいな感じでよく聞かれることはだいたい決まっているかな」

「じゃあ、よっぽどのこと以外は、いちいち英語対応の人を待たなくても、自分たちで対応すればいいんじゃない? 何人かいれば、簡単な受け答えぐらいできる人いるでしょ」

「えっ?」

「だって、ずっと私立で英語に触れていないとかならともかく、中学・高校で英語やってれば、あとは、決まり切った言い方を覚えれば、対応できるんじゃない?」

「う〜ん。。。自分が多少なりとも英語ができるからそういうこと言うんだよ」

「そーかな? 私だって別に最初からスムーズだったわけじゃない。仕事で使う機会が出てきて、最初は身振り手振りの体当たりからだったよ」

「そうか。。。」

「語学ができる、って言い方も違うんじゃないかな。使うか使わないか、話すか話さないかの問題で」

「なるほどね〜」

「もちろん中にはどうにもアレルギーの人がいるのも事実。外国語を操るのに向いていない人もいるし。でも何人かいれば、そういう対応に適した人もいるんじゃない。できることは自分たちでやって、そうはいかないものはプロに託す、その方が早くない?」

 

 

な〜んて会話を展開して、なんだかもったいないなぁ、と思ってしまったのです。

せっかく語学をブラッシュアップする機会があるのに。

そもそも、初めから無理無理〜!ってのもなんだか違う気がするしなぁ。