足を向けて寝られない人
5人はいるんじゃないかな、一生足を向けて寝られない人。
向こうはそんなこと、こちらがそういう風に感じているとは思っていないかもしれないけれど。
好きとか嫌いとかじゃなくって、普段の関係が近しいとか遠いとかでもなくって、
何だろうなぁ、って考えたら、
私が本当に困っていたときに、手を差し伸べたり、協力したり、背中を押したり、見守ってくれた人たちだから。
と書くと、ものすごい大きなことのように感じられるかもしれないけれど、実は向こうは覚えていないかもしれない些細なことだったと思う。
でも、そのときの私には、その小さいけれど確かに示してくれた行為に救われたんだよね。
先日、そんな一生足を向けて寝られない方のひとりにお会いして、
そんなことを改めて思って。
普段は記憶の片隅に追いやっていて、
覚えていたからってどういうするわけじゃないけれど、
忘れちゃいけないな〜、ってことで。