書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

たまにはいいんじゃない。私だって身に覚えはあるし

 

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週末のある夜、外がなんだかかしましい。

若者グループが大声で話している様子。

 

歩いて移動中にがやがや言っているのだろう、と思いきや。声はいつまで経っても遠くに聞こえない。

話の内容はわからないけれど、酔っ払っているわけではなさそう。

 

10分ぐらい経った頃か、はて何をやっているんだろう?と窓を開けて外を見ると、

そこには20歳ぐらいの男性が8人程度。

立ち止まって何やら話している。

 

ひとりの男性が、こちらが様子をのぞいたのに気づき、

目をぎゅっと閉じ、両手を合わせ拝むような格好ですみません!と深くお辞儀をする。

その男性が声をかけ、集団は静かになってぞろぞろと移動。

 

 

赤ちゃんの泣き声や子供のはしゃぐ声が響くこともあるし、

犬が吠えていることもある。

すっかり酔っ払ってご機嫌そうな人が大声で歌いながら通り過ぎることもある。

 

そんなもん、と思っているので、よっぽど音が大きかったり続いたりしない限り、うるさいなぁ、にはならないけれど(自分だってやっているんだろうし)、

家の前で立ち止まって、に、んんん?になったのです。

あんなに平謝りの姿勢を見せて、怒られると思ったのかな。

 

多少賑やかなぐらいかわいいもんです。

たまには羽目を外してもいいんじゃない。