書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

とにかくショックが大きすぎて広すぎて

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4月11日の夜が更けゆく頃、ぱっと開いたFBのニュースフィードに各メディアからのびっくりするようなニュースが、次々と上がってきて、言葉を失ってしまいました。

いや、おそらくいつかは来る瞬間だったんだけど。

 

ジュリアン・アサンジュ逮捕!

 

ウィキリークス創設者で、2012年からはロンドンのエクアドル大使館で保護されていた人物です

エクアドル大使館はハロッズの裏側(南側)にあり、何度か見に行ったものです)。

 

ことの経緯はググるなりしていただくとして、

ジュリアン・アサンジュ逮捕については、英、仏、米のメディアが速報として伝え、その後もあれやこれや報道しているのに対し、日本のメディアではリアルタイムでほとんど報道されず、報道されてもさらっとヘッドライン程度で、これにひどくショックを受けたのでした。

 

逮捕から数日経っても、従来の大手メディアではヘッドラインぐらいしか見ない。

一部のオンラインメディアで多少なりの時系列を取り上げる程度(検証ってものをしないのだろうか)。

以上は、私の見聞する範囲において、だけれど。

 

 

ううううう〜ん、いやぁ、これって、ものすご〜〜〜〜〜く大きな問題はらんでいる、と思うのだけれど。。。

人権とか、表現の自由とか、知る権利とか、国の利害関係とか。。。

 

 

チェルシー・マニングもエドワード・スノーデンも、日本ではほとんど取り上げられない。

既存のメディアにとっては、当局同様、彼らは敵なんだろうけど、それはそれとして、ニュースでほとんど触れないのは異様に思えて仕方がない。

海外メディア(私の場合は、英、仏、米、露)で連日ニュースを目にするたびに、

他人事と思っているのか、あえて押し黙っているのか、沈黙を続けるこの国に改めて不気味さすら感じてしまいます。

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