聞いてみると、思いもよらなかったことが見えてくる
今日は外に出ないな、なんてときは運動&散歩を兼ねてときどきチェーン店に行って、あれやこれや(仕事だったり本を読んだり)しています。
ある日、久しぶりに行ったら、それまで分煙だったのが完全禁煙になっていました。
「禁煙になったんですね」と声をかけると、
「そうなんです」。
「これも時代ですね」と言うと、
「私たちの仕事も減ったんですよ」と。
えっ?どういうこと、と思ったら、
そのお店はファストフード店らしい(ファストフード店じゃないけど)店構え。
なので、未成年の学生も気軽に利用できます。
年齢確認をしたあとで、20歳以上を喫煙室へ導いているわけではないから、実際に喫煙室でタバコを吸っているのが、成人なのか未成年なのかは見た目からは区別できない。
いちいち目を光らせるわけにいかないし、明らかに未成年であれば指導しないといけない。
でも、全面禁煙にしたら、こういうことを一切引き受けなくていいわけです。
そうか!
禁煙にするメリットって、受動喫煙だけでなく、こういう仕事をするスタッフの側にもあるのね!
言われてみたらそうだけれど、言われるまで気づかなかったな。
会計をしている間の、ちょっと交わした一言二言だけれど、
話してみないとわからないことってあるよねぇ。
いや、自分で思い込んでいる、インプットしたときはそれでよかったことも、時代が変わって刷新されていることもあるから、確認していくって大事だなぁ。
もっとも、このときはそんな大仰なつもりではなく、素朴な疑問というか、おはようございます、ぐらいの話しかけだったのに、思わぬ気づきをもらった次第です。