書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

これは自信のなさの表れなのかな?

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年末年始だから?

外国人を取り上げるテレビ番組って多いのねぇ。

その見出しがカタカナ表記になったり、片言になったり。

 

いつまでこういうこと続けるんだろう。

日本語がぐっと流暢な外国人もいるし、日本社会や文化に詳しい人もいる。

にも関わらず、いつまで違いを打ち出すことに躍起になるんだろう。

 

「お箸使えますか?」って質問は最たるもんよね。

箸を使う国は日本だけじゃないにも関わらず。

そしていまや世界の都市ではいろんな国の料理が食べられるのに。

箸はもはや珍しいものでもないんじゃないの。

 

ちょっとしたリップサービスですぐに親日家扱い。

日本人すごい、日本人繊細、日本人優しいで大騒ぎ

(私は日本人は冷たい、他者に対してはびっくりするほど冷たい、自分より格下だと感じたら平気で切り捨てると思っている)

 

なんだろうな、結局、いつまで経っても外国人はよそ者扱いで、

自分たちの聞きたい耳触りのいいことを言って欲しい、というね。

自信のなさの表れなんだろうか。