旧態依然としているのが露呈された、って感じ
正直、今さら何言ってんの?と思ってしまいました。
いや、この報道の仕方が、ある種、誘導尋問っぽいんですけど。
“スマホに負ける”っていうより、“スマホに乗れなかった”“時代が読めなかった”ってことでしょう。
地図、という自負があるのなら、
Google mapを凌駕するアプリを作ればよかったのに。
ガイドブックのノウハウを活かす、ってのも遅くとも10年前には本腰を入れてよかったんじゃないの。
出版業界って、新しいことをやっていそうで、
体制とか考え方が古いところが、ほんと、多い。
それが露呈された、ってことじゃないかな。
出版社の社員はエリートが多いせいもあるのかもしれないけれど、
プライドは高く、自分たちが文化のリードしている自負がある。
その根本を見直した方がいい。
今、文化を引っ張っているのは、メディアじゃなくって明らかにユーザーで、
メディアは後追い、まとめをしているんだから。
こういうニュースが流れると、残念、って声があがるけれど、これにもうんざり。
そういうあなたたちだって、地図やトラベルガイドの類はスマホ頼りが大半でしょう?
古いものでも役に立つものは生き残るし、役に立たなければ消えていく。
淘汰されるのは自然現象だもの。