書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

もしもギターが弾けたなら

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国際空港で、大きな鉄道ターミナル駅(私はロンドンのセント・パンクラス駅で遭遇)で、

自由に演奏できるピアノがおいてあって、

実際に音楽を奏でる人を見て、

いいなぁ、と羨ましく思ってしまいました。

 

ロンドンの地下鉄の駅などにはバスキングといって、

決まった場所で許可を得た人が演奏しているのもいいのですが

(メアリー・ルー・リードがやっていた、って言っていたな)、

これとは違ったよさ。

 

バスキングがいわばプロ(スタジオミュージシャンだったり、セミプロだったり)が演奏。

バスカーがうまいのはそのためで、

一度素人さんが飛び入りで演奏したのに出くわしたことがあるけれど、

その後、本来のバスカーが演奏を始めたら、その違いは歴然。

 

一方で、空港のピアノは素人。

同じ箇所で何度も間違えたりして、お世辞にもうまいといえない人もいたけれど、

何より楽しそうに演奏しているのがいいなぁ。

純粋に音楽を楽しんでいるというね。

 

武田久美子だったかな。

「自分は若くして、何の芸もないまま芸能界に入ってしまった。

ひとつぐらい特技が欲しかった」

みたいな発言をしていて、いやぁ、この人ばかりじゃないな、私もそうじゃん!

 

 

楽器についていうと、

クラリネットはドレミファソラシド程度、トランペットもサックスも音が出せる程度、

尺八も音が出せる程度で(でも洋楽器とはまったくアプローチが違う!)、

楽譜も読めたけれど、忘れてしまった

(高校のクラブ活動にあったんですね。

へええ〜、この学校、こんなのあるの!と思って参加。

週に一度あるかないかの練習ではうまくならず。

おまけに受験の学年にも関わらず、借りて家で練習していたというね)

自分の名誉のために一応言うと、音が出せるようになるまでが大変なのです。

 

弦楽器はギターもベースも三味線もやろうとしたけれど、

左利きがネックなんですよ。。。

譲ってもらったギターは右利き用だし、楽譜もよくわからないし、

聞くのは大好きだけれど、そもそも自分で演るという発想はあまりなかったしな。

 

でも、今回、こうやって音楽を楽しんでいる人たちを見て触発されてしまった。

間違っても下手でも、楽しんでいる姿ってのは、本当にいいもんですね。

 

 

50の手習い、とするか?

やっぱギターかな。

左利き用にするか、右利き用を使うか、迷うなぁ。

 

私はもともと左利きで、

幼稚園に行き始めて自分で勝手に矯正して(記憶にないけれど。。、)、

なのでお箸とペンとボール投げ、みたいな大きなものは右ですが、

細かいものは左。楽器も然り。

ナイフとフォークも一瞬迷ってしまうという。

 

ギターの場合は夢があって、

The Rutllesの「Between Us」が弾けるようになりたいな。

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