書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

約20年ぶりにホステルタイプの宿に泊まった!

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先日のイギリス滞在では、さまざまな条件を考慮した結果、

ホステルにも宿泊しました(Airbnbにはこういう宿も登録されているのです)。

 

最後にこういうタイプの宿に泊まったのは2001年4月のフランス・リヨンのユースホステル

市内を見下ろせる小高い丘の中腹にあって、

当時できた(改築した?)ばかりで、最大でも4人部屋。

きれいだし、いいよ〜、とすすめられて、泊まりました。

 

確かに、このリヨンのユースホステルはよかったのですが、

ホステルは貴重品の管理に気を遣うのと、

シャワーブースが狭いので、どこにタイルや衣類をおけばいいんだよ〜、足ふきマットがない!ってのが(コツはあります)、

誰かと一緒、というよりも、私にとってはう〜む、なんですよね。

 

で、今回。

ホステルに泊まるつもりはさらさらなかったのですが、

条件を鑑みると、そのホステルがどうにも都合がいい。

はた、と年齢的に(私は1969年生まれです)こういうところに宿泊できるのも最後かもしれない、と思い、

これも経験、と宿泊するにいたりました。

 

前述のように私が(ユース)ホステルにあれこれ泊まったのは20年以上前のこと。

当時と比べると、大部屋にも関わらず部屋の中が静かだな〜、いうのが第一印象。

そうなんです、各自スマホなりタブレットなりラップトップなりを持ち込んでいるから、なんですよね〜。

なので、当然WiFiはつながり、そして電源もひとりひとつはある、というね。

 

そこのホステルはベッドの下に蓋付きの大きな箱が用意されていて、

そこに自分の持ち物を入れるようになっていました。

建物のドアは開いているか、ベルを鳴らすか、だったので、

渡されたのは、ルームキーとその箱のキー。

 

記憶がないのですが、以前ホステルに宿泊したときにルームキーってあったかなぁ。

少なくとも持ち物を入れる箱は用意されていなかったのな。

 

それと、Airbnbに登録しているからか、つまりユーザーの声が可視化しやすいからか、きれいで明るい。薄暗くない。

ヘタに安い宿に泊まると、擦り切れた絨毯になんだかじと〜としていて、カビが生えそう、、、みたいなよどんだ空気感があって、

それよりよっぽどずっといい!

 

 

とはいえ、私の懸念材料である、貴重品とシャワー問題が存在することに代わりはなく、

積極的に使おう!はないけれど、積極的に排除したいとも思わない。

思うようなところが見つからなければ、使ってもいいかな、と今は思っています。

 

私は海外に行くと、日中外を動き回るせいか、たいがい夜早く、12時前には就寝しちゃうんですよね。

なもんで目覚めるのも早い。

そこからシャワーを浴びるわけで、シャワーブースは混んでるんじゃないか、と思いきや、がら空き。

 

ビジネスで来ているような人以外は、朝遅いようで、

私が7時ごろに起き、ベッドを抜けるときだけでなく、身支度を整え出かける8時ごろでも(外にコーヒーを飲みに行くから)、ほとんどの人は就寝中。

そーだよなー、彼らは夜遅いもんな。

若いもの、夜遊んじゃうよね〜。

 

 

ホステルによって違うだろうし、相部屋になった人によっても違うだろうけど、

なかなか新鮮な体験でした。

やっぱり経験は大事ねぇ。

 

なんか最近、こういうことができるのも最後かも、と思いつつ、やっちゃうことが多く、

いざやってみれば、(本人としては)まだまだ全然いけるじゃん!ってことばっかだな。