書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

根本は同じなんじゃないかと思う

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外国人技能実習生、移民に関するニュースがかしましい。

脱走する人の多さに象徴されるように、想像以上の人権を無視したかのような実態にただただ驚く。

 

軍隊みたい。いや、軍隊の方がもっと自由があるんじゃないか。

 

はた、と学校の日本社会に蔓延している“付和雷同”の空気は、

結局、軍隊の発想から何ら変わっていないんじゃないか、と。

上が無条件に正しい、従え、みたいなね。

 

 

無意識に避けてきたからかもしれないけれど、私はずっと抑圧のない(少ない)ところで生きてきたのだけれど、

ここ何年かは理不尽な目に合うことがぐんと増え、

もちろんそれは生きている以上、避けて通れないことなのだけれど、

ただ、ここ数年の出来事は理由がわからなかったけれど、

裸の王様/ムラ社会だから、あなたが女性だから、

と指摘してくれた人がいて、こういうことかぁ、と腑に落ちた次第。

 

ここにも根本にあるのは、程度の差こそあれ、

わけのわからない、理由にならない理不尽さの原因は同じなんじゃないか、と思う。

威嚇して、自分が上だと誇示して、優越感を得たい、みたいな、ね。