書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

しまっていた記憶がまざまざと蘇る

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約20年ぶりに訪問する場所がありまして。

 

なんせ、久しぶりですからね。

普段はたまに思い出すことぐらいなのが、

地図を見たり情報を拾ったりすると、それがきっかけとなって、

すっかり記憶の彼方に追いやっていたことがあれやこれやと思い出される。

 

忘れてたわけじゃないんだよね。

使わない記憶は次々と新しいことが積み重なって、奥へ奥へと追いやられているだけなんだね。

 

 

私の場合はまず思い出すのは視覚、なんだな。

視覚が蘇り、(ある場合は、視覚と伴うように嗅覚)、その時の感情が蘇り、ようやく言動が蘇る、って順番。

 

今、びっくりするほどいろんなことが蘇ってきて、

普段使っていない部分にふれると、記憶装置の保存性ってすごいな、と感じています。

 

その記憶が蘇る感じって、まるでケミカル・ブラザーズのStar GuitarのPVみたい。

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記憶列車に乗って、次から次へと、でもそれは時系列ではなく、いろんな場面が次々に展開され、それを眺めている、って感じ。