書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

友達感覚の“なあなあ”を仕事に持ち込むのは心底苦手

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やっとこのあたりが少しは上手に立ち回れるようになったし、

何より相手にはっきり言えるようにもなったかな。

 

仕事を続けていると、中には仲よくなる人もいて、

プライヴェートでも付き合いが生じることがあります。

むしろ今では友好関係は、仕事に端を発することが多いかもしれない。

それは仕事という共通項でわかりあえることが多いから、だと思う。

 

ただ、私は若い頃から、仕事は仕事、プライヴェートプライヴェート、という考え方で、

以前はすぱっと分けたがっていただけれど、

そのあたりの境界はそこまではっきりしなくても、とは今では思っているものの、

やっぱりそこは人によるんですよね。

 

 

というのも、仕事にべたっと友達感覚のなあなあを持ち込む人が多いんだよなぁ。

最近では「それは私のやり方じゃない、やめてくれ」と言うし、

それで離れる人は離れればいいって心境にもいたりました。

だって、根本が違うからわかりあえないんだもん。

 

中には、プライヴェートで仲よくなっても、仕事の場では一線を画す人もいて、

そういう人はやりやすい、私にとっては。

 

具体的には、

・仕事と私的メール(メッセージ)は分ける

・口のきき方も変える

がその人のスタンスを見分ける基準かな。

 

仕事もプライヴェートも一緒くたな人は、このあたりまず分けないから。

 

 

10年以上のつき合いのある人で、

このあたりをはっきり分ける人がいて、

それは私と同じように“なあなあ”が苦手だからで、

私はその心境がよくわかるから、そこまでしなくていいよ、と思うこともあるけれど、

それは自分に置き換えてみればわかるのだけれど、

そうしないと気づかない、気づいてもらえない、ことが多いからなんですよね

(そうやっても、気づかない人はまったく気づかない

そもそもそういう意識はなくって、“仲よくワイワイっていいね!”だから、気づきようがないのだけれど)。

 

 

まっ、そんなわけで、

仕事は仕事、プライヴェートプライヴェート

という根本の意識が同じ人が相手だと、

いちいち説明しないでいいのでラクだなぁ〜。

それと、そういう人は仕事に、「友達でしょ」のなあなあを持ち込まないで、それが何より私にとってはラク