書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

口に出して言った方がいいんだな、と改めて

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 (半分本気で)引っ越しを考え始めました。

こういう計画(というか思い)は口に出すと意外なところからいい話が転がり込むかな〜、なんて期待しつつ

(以前住んだ家は、あのエリアに引っ越したいんだ〜、なんて言ったら、友だちが見つけてきてくれたのでした)。

 

近くを通って眺めるたびに、ここに住みたいなぁ、と思い焦がれているマンションが2棟あります。

先日、打ち合わせで初めましての方のご住所が、私が憧れているマンションのあるエリア。

 

とはいえ、メインは打ち合わせですからね〜、せいぜい

「○○にお住まいなんですね。△△ってお店まだありますか?」

みたいな話で終了、と思いきや、別の方が

(その方とは30分早く打ち合わせをスタートさせていて、引っ越しをほのめかしていたのです)

「近所に引っ越せば? そうしたらラクじゃん」。

 

これに端を発し、

「おそらくお近くだと思うんですけど、狙っているマンションがあるんですよ〜。◇◇◇◇◇◇◇◇ってマンション、ご存知ですか?」

「知ってます! 近所ですよ! あそこ、いいですよね〜。2〜3年前に、内覧、ってわけじゃいけれど、不動産屋さんにお願いして中も見学しましたよ」

「えええええ〜〜〜っ! どうでした?」

「中もよかったですよ!(以降、詳しく説明)。親しい知人が引っ越しで物件探しをしている時期で、私は引っ越しとかまったく考えていなかったのけれど、むくむくと物件だけは興味が出てきて、以前から気になっていたマンション、◇◇◇◇◇◇◇◇を見学させてもらったんです」

 

 

こんなことってあるのねぇ。いや、あるんですよねぇ。

普段接している面って、氷山の一角。特に仕事で接しているとその部分しか知らなかったりするけれど、

ちょっとつつくと、共通項だったり、意外な面が見えたりする。

 

やりたい!と思ったこと(欲望)は公言した方がいいんだな、と思った出来事でした。