書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

悩む日々

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9月に出る食の本に取り組んでいて、うんうん唸る日々。

ライティングは最初誰かに頼もうかな、と思っていたのですが、

ブックデザイナーさんとも相談し、第三者視点のニュートラルな文体でない、別の文体でいくことにしたので、

じゃあ、内容やどうしたいかをいちばん把握している私が書くとするか、はいいのですが、

これが一筋縄ではいなかい。

 

文体が変われば視点も変わり、

同じことを伝えるのでも、切り取り方やすくい方が変わってきて、

いったん書き始めたら、サクサクいくのは感覚と経験から分かっているものの、

そこに到達するまでの道のりが、険しい。

 

自分で、こうした方がこの本には似合っている、と思い、

相談した結果、そうなったのだけれど、

我ながら、毎度毎度、自分に大きな課題を突き付けるなぁ。

 

亀の歩みでも、やった分は確実に進むので、

じりじりやる、です。

自分で発破をかけ、モチベーションが保つことも課題です。