書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

1年がかりの撮影が無事終了

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今年、2018年は3冊以上の食書籍のディレクション(プロデュース、映画で言うと監督)を抱えており、

そのうちの1冊、予定通りいけばいちばん早く発刊される書籍の撮影が無事終了しました。

 

何年も前に提出した企画が通り、最初の顔合わせ&打ち合わせをしたのが2016年末。

企画に沿って監修の方にお願いし、写真をすべて撮りおろしで、

監修の方もカメラマンの方も初めてチームとして仕事をするので、

私自身は確信をもって依頼したので不安はなかったものの、

彼らにとってみれば、すでにあるものを、ではなく、新しく作り出していく、しかも新しい人が指揮(私のことね)というのは実作業も心理的にも相当大変だったのは間違いないわけで、

相当無理も言ったと思うのですが、本当によくやってくださったなぁ、と感謝!感謝!です。

 

これからデザイン&執筆に入り、今度はデザイナーさん&ライターさんとあれやこれやの日々が始まるのですが、

撮影が終わった、ということはこれから形作るものの、私の頭の中では完成形が見えているので、そういう意味では精神的には大きなヤマが終わって、具現化に向けてもうひと頑張りふた踏ん張りといったところ。

 

 

新しいプロジェクトを手がけるごとに、新しい試みもしているので、

それが誌面にうまく出せるといいなぁ、と思っています。

 

プロジェクトに応じて、プロが集まって、チームを組んで仕上げていくのは、

うまくはまったときは、1+1が3にも5にも大きく膨らんで、楽しい。

それを最大限大きくするのがディレクターである私の仕事ではあるのだけれど、

この醍醐味は何度経験してもそのたびごとに感動があり、本当にいいなぁ、と思うのです。