書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

以前はデメリット、今はメリット

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私が働き始めた頃、バイトを勘定すると大学生になったときだから、30年前。

当時は連絡手段は電話(しかも固定、ね)が圧倒的でした。

 

私の苗字“羽根(ハネ)”は一般的でないので、

名前を名乗るときに、「ハラさんですか?」「ハニさんですか?」などと必ず聞き返されて、それが面倒で面倒で。

 

今は、なるべく書面に残す意味もあり、メールとかの方が断然主流だし、電話にしてもスマホなので“初めまして”でない限り、いちいち名乗らなくてもお互いに誰からの電話かわかる(会社の固定電話からだったら別だけど)。

(あっ、“初めまして”もメールが断然いいなぁ。最初から企画内容や条件が記載してあると、とってもラク)

 

となると、状況も変わる。

以前は、電話口で自分の名前をリピートすることが目立って多く、それが鬱陶しかったのが、

今は(それまですでにメールなどのやりとりがあっても)、初めて会ったときに「珍しい苗字ですね」と言われたり、数年ぶりに取材などをお願いするときなどに「あ〜、以前もいらしゃいましたね! ユニークなお名前だから覚えています」をきっかけに話が弾んだり、とメリットが断然多い。

 

それと、アルファベットにしても4文字なので外国人も(視覚で)覚えやすいみたい(長いのは大変みたい。。。)

ただ、読む、となると、英語圏だと“へインさ〜ん”って呼ばれること多いし、フランス語だとeにアクサンつけとかないとな、ってことはあるけど、ね。