書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

早く日本語対応してね!

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数カ月前だったかなぁ、取材でご一緒した方に、仕事が終了してすぐに言われました。

「録音しないんですね」と。

 

以前は、保険で録音すること多かったのですが、

取材対象が取材慣れしている人でないと、ひるまれてしまうんですよねぇ。

そう説明すると、「あ〜〜〜、わかります! そうですよね!」と。

その方も、「えてして録音が終わって初めて、おもしろい話やききたかったことを喋ってくれるんですよねぇ」。

 

 

そんなこんなで、本1冊書くとか、相手の話し言葉で綴るとか、その取材だけで文字数が2500字(400字詰め原稿用紙で6枚)を超えるとか以外は、

録音することをやっていません。

 

 

集中して話をきいて(その間、あまりメモもとらなくなったかも)、

取材直後に、重要事項を思い出しながらメモし、

構成を考える、原稿を書く、まで熟成させ、

そのタイミングになったら、熟成の結果、肝と思えることを中心に据えて、一気に骨子を作り、一晩寝かせ、

そのあと冷静に骨子を見て、ようやくメモを見直します。

すると、あっ、そうだった!という気づきやこっちの方が大事じゃない?が出てくるので、肉付けや修正をしていく、というプロセスをふんでいます。

 

 

現在、ほとんどの場合、このやり方を使っていますが、いやいややっぱり録音が必要(上記のような場合)ってこともあります。

やったことある方がご存知でしょうが、文字起こしって、大変、っていうよりものすごく時間を喰うんですよ。。。

 

 

っと、こんなニュースが!(↓)

dev.classmethod.jp

 

朗報です! 早く日本語対応してくれることを願います!