書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

全体を貫く構成、俯瞰の視点に欠けるなぁ

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これ、仕事だけじゃないと思うのですが、

細かいパーツに目がいき、それが得意な人はたくさんいるけれど、

全体を見渡して、その基盤となる構成、となると、苦手な人が多い気がします。

 

街作りで得てして発生する、

ひとつひとつは悪くないのだけれど、ひとつのエリアとして眺めたときに、

単に寄せ集めをしたようなちぐはぐさ。

これがいろんなところで散見されます。

 

 

大事なのは、骨子。

それさえぶれなければ、あとは多少脇にそれても、全体として見渡したときに統一感がある。

するとひとつの塊、大きなものとなって、より強い力で訴えかけてくるんですよね〜。

 

細かいことはどうでもいいわけではなく、

体系的に階層立ててやるほうが、ものごとはぐっと説得力があるってこと。

その場しのぎや目先のことばかりが優先されると、

ただの寄せ集めにしかならず、散漫になっちゃうのよねぇ。