書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

一流の人は他人にやさしい

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美人が好き!

って言うと、ファミニストな方々から総スカンを喰らいそうですが、

だって本当にそうなんだもん!

 

いったんその定義はおいておいて、どうあがいても美しいものは美しいわけです。

見ていてうっとりしゃちゃうわ!ってのもあるんだけれど、

本当の、生まれもっての神がこの世に与えた美人は、

なんといってもすれていないのがいい!

彼(女)らの素直さは一緒にいて心が洗われるようです。

 

生まれつき美人にとって美しいのはあらかじめ備わっていたもので、努力目標じゃない。

すると他人と比較しないんですね〜。

よって、私の方が!ってマウンティングをしない。

ばっちりメイクして着飾っているのも美しいし、

昨日飲み過ぎで今日はすっぴんよ〜、のジャージ姿(しかもリアル。すっぴんという名の薄化粧ではない)もまた美しい、というね。

 

本当の美人かどうかを見極めるには

「いつ見てもきれいだね〜」という言葉をかけてみるといいよ。

そこで、「そんなことないですう〜」というのは美人が努力目標の人、人と比べて出し抜きたい人。

うふふ、と笑って肯定も否定もしない人は、ナチュラルボーン美人。

生まれながらの美人にとって、「きれいだね」は、「おはよう」「またね」と同じ挨拶レベルでしかないわけだから、それに対して過剰に反応したりしない。

 

 

私は仕事柄、一流、超一流の方々や、わかりやすいところでは芸能界の第一線でずっと活躍していらっしゃる方々の取材をすることがあるのですが、

プロ意識と呼べばそれまでだけれど、

そういう人たちはおしなべてやさしい。

気遣いも素晴らしいし、こちらを試すようなこともしない。

(ひと言付け加えると、それなりに下調べをしてから臨むのは当然。

 そこで初めて対等に仕事ができるわけで、

 怠慢の不勉強で行ったら追い返される、もしくは次はないと思います)

 

もちろん本当の顔はわからないし、限られた時間での、しかも仕事だから、

だけれど、これが二流三流の人、お山の大将や井の中の蛙タイプは横柄。

不要なまでの空威張りでもって、自分を誇示しようとするんだなぁ。

そして、そんな必要はまったくないのにマウンティングしてくる、というね。

 

 

美人と一流のプロフェッショナルと並列に語るには無理はあるけれど、

両者に共通しているのは、他者視点で生きていない、ってこと。

向かうのは自分の内側。

そういう人たちは他人をマウンティングしないので、親切だし同じ空間にいて心地いいよ!