書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

生まれて初めてめまいを経験する、の巻

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その前日の夕方、立ちくらみで倒れ、そのときに頭を打ったこともあり、病院で検査(結果、異常なし)。

嘔吐下痢(っぽい)、脱水症状を起こし、

気持ち悪さはあるものの、この時季、経験することではあり、ひと晩寝れば、と思っていました。

 

翌朝、起き上がろうとするとぐるぐるする。

あれっ、軽い立ちくらみ?

と思ったけれど、そうではなく、動きを伴うに連れ、周囲がぐるぐるとどんどん大きく回っている。

 

あ〜、これがめまいかぁ。

 

とても立ち上げれる状況ではなく、軽い吐き気を伴い気持ち悪くなったんで、すぐに布団に戻る。

横になっているとめまいの症状はないのだけれど、

昼になっても起き上がろうとすると、まためまい。

 

このとき初めて、めまいは一瞬のことではなく、持続するものと知りました。

なんだかんだでその日は一日めまいが続き、とはいえ徐々によくなっているのも感じながら。

翌日はほとんどめまいはおさまったものの、歩くのはまだおぼつかない。

 

理由と今後の対策を!ということで、

数日後、症状がおさまり外も歩けるようになり、ようやく病院へ。

 

結果は

良性発作性頭位めまい症BPPP

 

耳石がはがれ、からだのバランスを保つ器官である三半規管に入ることでめまいが起こるそう。

が、なぜそれが起こるのかはわからず。

私の場合は前日に倒れたときに、頭を打ったので、それが原因、かもしれないけれど、因果関係は???で、倒れなくても頭を打たなくてもめまいが起こった可能性はおおいにある、と。

 

“良性”とあるように、基本心配はいらないけれど、再発することも少なくなく、予兆はないし、予測もできない。

十分な睡眠、規則正しい食事、アルコールは控えめに、

といった一般的なことを対策として伝えられて、食事制限など特別なことがなかったのはなにより。

 

にしても問診では、当たり前といえばそれまでですが、脳梗塞などの脳異常も疑うんですね〜。

めまいがあったとき、手足は動いたか?とか、どちらは半身がしびれた感じがしなかったか?とか。

 

 

というわけで、「抗めまい薬」と、めまいが引き起こすむかむかが続いていたので、「吐き気止め」を処方してもらっておしまい。

 

まためまいが起こったらいらっしゃい、と言われたけれど、またが起こらないことを祈る!

 

でも、いったんかかりつけ医を作っておくと、

次に起こったときに、めまいゆえに歩けずとも訪問できずとも、かろうじて電話はできるから、拠りどころがあるだけでも安心!

 

 

私が診断された“良性発作性頭位めまい症(BPPP)”。

これ、誰にでも起こる可能性があります。

 

歩けない、動けない、吐き気もする状況で食事はどーする?の教訓を得たので、それについてはまた追って。