書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

今のうち、なんじゃないかって気がする

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同調圧力を無視して言うと、

東京オリンピックはやめてほしい!

と、首尾一貫ずうううううう〜〜〜〜〜〜〜〜っと思っています。

もはや東京都民じゃないので、アレですが。

 

その理由は

  • オリンピックの意義
  • 開発、活性化という名の破壊
  • 期間中およびその前後の交通機関のマヒ

 

などいろいろですが、それよりも何よりもまずは単純に、

 

・8月に東京でスポーツ大会

ってのが、もうね、狂気の沙汰としか思えない!
特に屋外。
このまとまりつくような不快指数最大のまとわりつくような湿気の暑さ(+ゲリラ豪雨)!

いろんな意味で、under controlじゃなくってout of controlなわけです。

私が外国の友だちや知り合いが日本に来たい、と言ったら、

6月下旬〜9月は避けるように助言します(北海道は別、沖縄も、かな?)。

春か秋にしなよ〜、と。

夏はね、もう外なんか歩けないよ〜!

特にヨーロッパ人は緯度が近いこともあって、自分の国の夏の感覚で(主に湿度ね)、せいぜい暑いぐらいを想像していますが、

まったく違うんだぞ!と。

文字どおり、If you commit suicide, の条件付きならい〜んじゃない?なのです。

 

 

東京のパン屋さん、「アンデルセン」も「アンゼリカ」も今月2017年7月いっぱいで閉店なんだよ〜、をきっかけに、

東京を離れて20年以上経った人と話していたとき。

 

「テレビとか観てると、もう東京の変貌ぶりに驚いちゃうね」

「そーだねー、二子玉川とかびっくりしちゃうよ! タマタカ(玉川髙島屋)しかなかった時代は遠い昔! 河原でBBQなんてのも遠い昔!(現在は条例かなんかで禁止されています)」

「下北沢も、なんだよねぇ」

「そーらしーよ、まず駅が変わったしね。あの駒沢公園だって(ひと昔前は駒大生と日体生の憩いの場)、すっかり洋服着せた犬連れた小マダムの聖地になっちゃったしさ」

「渋谷もすごいねぇ」

「東急プラザもプラネタリムもないからねぇ。今は工事、工事、工事のまっただ中だよ〜」

 

 

で、オリンピックの話になり、

オリンピックを返上するにしろ開催するにしろ、今のうちだと思うよ、東京が目に見えてキラキラばく進中なのは。

だから今のうちに見ておく、ってのはいーんじゃない?

 

オリンピックの後も、仮に、仮にですよ、東京が成長を続けるにしても、今ほどじゃないし、まったく違うやり方になるだろうから。