書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

本を作った次は、売る! 商業出版である以上やっぱり売れて欲しい!

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やっとお目にかかれました『ドイツパン大全』。

発売日が6月5日なので、ひと足早く手に取って見ることができるのは(数少ない)制作サイドの特権ということで。

 

これまではページごとにみていたものがこうやって本という形に収まり、ついに初見。

手前味噌ながら、内容もだけれど、デザインも写真もいい本だなぁ。

 

 

さて、本を作ったら、今度は売る!ってことも大事なわけで。
いやらしいことを言うと、本書については私は著者ではないので、重版になったところで一円も入らないわけだけど、でも、商業出版である以上、欲している人の手元に届いて初めて仕事が完結する!と考えているのです。

 

『ドイツパン大全』は税込みで3000円以上するし、とんがった内容ゆえ誰でも彼でもに喜んでもらえる内容とは思わないけれど、

それでも、ドイツパンに興味がある人、パンが好きな人、パン職人を目指す人、ドイツの食が恋しい人、今の世界の食シーンを知りたい人etc、ドイツパンをキーワードに、こういう本が欲しかった!って人は必ず一定層はいるはずで(だからこそ出版となったわけで)、そういう人たちにちゃんと届けたいなぁ。

紹介してもらったり、イベントをしたり、まずは気軽に知ってもらう場が欲しいなぁ、と切に願っています。

ぜひ!という方、ご一報ください!