書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

うまくいかないときもある。誰のせいでもない

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子供はいないし、猫も飼っていないし、仕事においても基本年功序列ではないところにいるので、

私は自分が年齢を重ねていっていることに疎い。

 

最近、あ〜、経験を重ねて歳をとるってこういうことなんだな〜、としみじみしたこと。

 

この4月から働き始めた人と社会勉強を兼ねてそこそこのお店に食事に行くことにしてまして。

それが、なかなかタイミングが合わず、3月の予定が5月になり。

ようやくお互いの日程が合い、いざ、お店を予約、となったら、

今度は満席で、ほかのお店も満席で。

まあ、こういうときに無理してもなぁ、ってことでいったん仕切り直しに。

 

で、別段その人のせいじゃないのだけれど、

具体的な日時を決めるときに返信が遅かったんですね。

なので、今回席がとれなかったのは、自分が返事が遅かったから、と反省している模様。

でもって仕切り直しにしましょう!と言ったら、軽くショックを受けていた模様。

こっちとしては無理に押してもなぁ、ぐらいの気持ちだったのだけれど、断られたように感じた模様。

 

そっか〜。

そんなに繊細なのか〜。

私もそういう時期あったのかな、と思い出すまでもなく、確かにあったよ!

20代が辛かった原因はこーゆーことでもあったんだよねぇ。

 

起こったことを深読みせず、そのまま受け止められるようになり(訓練したけど)、

まあ、そんなこともあるわいな、と思うようになり、

こうしたことに気を揉むことから随分遠いところに来ちゃったな〜としみじみしてしまい、

最近一番加齢を感じたのでありました。