書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

“grammable(グラマブル)”という言葉は日本でも浸透するか?

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ググる”が市民権を得て随分と経ちます。

ご存知のように、検索エンジンGoogleからきた言葉で、 “検索する”という意味。

グーグルという音感が日本語の動詞にも置き換えやすく、ググるとなった次第。

(どーでもいいけど、私はネットスケープが好きだったなぁ。

 ワープロソフトはEGWORDがダントツで使い勝手がよかった。

 がんばって使っていて、EGWORDでタイプしてワードやシンプルテキストに移し替えていたけど、やむなし! 無念!)

 

で、ここ2年ぐらいかなぁ、よく目にする言葉に

grammable(グラマブル)があります。

これ、“写真映えする”って意味で、Instagram(インスタグラム)から派生した言葉。

grammar(グラマー)という言葉とかけているかどーかはわかりませんが、

ニュースやコラムなど英語のテキストを読んでいると、grammableって言葉はすっかり定着したのがよ〜くわかります。

 

ちょっと前まで多用されていたフォトジェニックって言葉が、

完全にグラマブルに置き換えられた印象です。

それを実感したのは、イギリスの某フード・アウォーズ。

写真部門というか写真賞というかが“best photo”だったのに、

昨年2016年は“best Instagram”に変わっていた件。

 

それだけ、インスタグラムがコミュニケーションツールとしてすっかり一般化した表れでしょう。

確かに、インスタグラム、ほかのSNSと感覚が違っておもしろいんだよなぁ。

 

さて、“グラマブル”という言葉、日本でも一般化するでしょうか?