書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

本作りは体力と気力ありき、です

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現在進めている本のプロジェクトがいよいよ、本当にいよいよ大詰め。

ほかの仕事もしつつ、ではありますが、

寝ても覚めても日々大量の校正の日々です。

 

普段、私は肩凝りを感じないのですが、

本作りが大詰めになると、肩から背中にかけてパンパンになります。

 

以前、自著を作ったとき、撮影用に100種類以上の菓子製作も行いました。

私は体躯ががっしりしている、肩幅があり体が厚いせいもあり、

二の腕も相当たくましい。

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、菓子作りは実は体力仕事。

このときのカメラマンさんが「いやぁ〜、ちゃんと仕事している腕だよ!」とおっしゃり、

うまい言い方するなぁと感心したのですが、

それだけでなく、本を作っていることも二の腕をたくましくさせているのでは、

な〜んて思ったりして。

だって、ひたすら腕を動かしているんだもの。

 

本作りは大詰めになるとしっちゃかめっちゃかで、まさにケオスですが、

それを乗り越えるのは、

・体力

・気力(お気楽さ、ともいえる)

だなぁ。

 

しかもスムーズに進むべくもなく、長〜い障害物競走、というか、サバイバルゲーム、というか。

こんなもんでしょ、って思っているけれど、確かに体力も気力もないと越えていけないもんね。

編集者がいない、脱落する人が多い、ってのは、これも理由なのかもねぇ。