6次産業化は農業や漁業に限った話じゃない
私の仕事のキャリアでは、本や雑誌制作が一番長く、出版業界にずっと足をつっこんでいます。
私自身は、現在の出版業界の斜陽は、傲慢と怠慢が引き起こした、と思っています。
“紙媒体を世に出す”は軸のままでもいいのですが(本当は思い切って変えるのがいいのかも)、
全体でメディア産業、情報産業と位置づけて、
ネットメディア、イベント、物販etcなど、付随して提供できるおもしろそうな価値観をどんどんやっていけばいいし、確かに今やっているところはあるけれど、おまけという位置づけでなく、かつもっと早い段階でやる必要があった、と。
6次産業化は農業や漁業だけじゃなくってね。
まあ、これは産業だけでなく個人でもいえること。
垣根を超えて、できること、おもしろいこと、そしてそれに対して適性価格を獲得できるシステムを作ること。
そんなことを2010年代に入ってずっと考えていまして、私自身、模索中なわけです。
なんて普段つらつら思っていることを、この記事(↓)を読んで改めて思った次第です。