書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

飛行機を利用するたびに悲しくなる

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何も飛行機に限ったことではないのだけれど、飛行機が一番顕著な気がします。

確かに、機械のように(いや、今の時代、そんなことは言えない、か)、表情を見せず淡々と仕事をする人もいるけれど、少なくともCAさんとかカウンターにいらっしゃるスタッフさんは、にっこりして対応。

搭乗するときなんか、挨拶だけ、だったりするけれど、これに応えない人が大半なのにとにかく驚きます。

これって、日本でだけ?(ヨーロッパでは出くわしたこと、ない)

「おはようございます」と言われて「おはようございます」

「ありがとうございました」と言われて「お世話になりました/ありがとうございました」

って応えるのそんなに面倒くさいのかなぁ。

いや、言葉にしなくても、口角をあげるだけでもいいし。

 

これに応えないってどういう神経なんだろう?

お客だから、なの?(それは理由にならない)

そういうもんだ、って社会通念があるの?

自分たちが施す側に回ることもあるでしょ、こういう態度されたら、むなしくならないのかなぁ。それとも、こういうのに対して不感症なの?

 

こんなメンタリティの国で“おもてなしは世界一素晴らしい”っていくら声高々に(しかも国内で)叫んでも、質の悪いジョークにしか聞こえない。