書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

警告! 開店休業のブログはソッコーで閉じなさい!

f:id:ricorice:20170124010634j:plain

大手企業の場合、こういうことは専門の部署があったり、なかったとしてもアウトソーシングしたりできるのだけれど、中小企業や個人事業主となると事情が変わります。

そこで、ITプランナーとかコンサルタントといった肩書きの人が、

「(ブログとかFBとかインスタグラムとか、厳密には違うけどツイッターとか)SNSやりましょう!」

とけしかけます。

 

これ自体は悪くないんですよ。

SNSって始めることはいたって簡単だし。

 

でもね、本当に大事なのは、始めたあと。

これについては、ITプランナーとかコンサルタントはほとんど何もしていないんじゃないかなぁ、少なくとも私が見渡す限りでは。

別途料金を支払ってくれたらやりますよ、って人もいるかも、なのですが。

 

 

私、SNSの相談を受けると、現状どういった発信をしているかを確認します。仕事の一環だから、当然ですね。

また、いちライターや編集者として仕事をするときは、取材前にその対象である会社や店舗、人をウェブサイトやSNSでチェックもします。

 

そこで、いつも思うこと。

開店休業のブログは百害あって一利なし!

今すぐ、閉じなさい!

ってこと。

 

必ずしも、一切合切やめる必要はないんですよ。

とにかく公開しない、ってこと(公開を自分だけに変更すればよし!)

 

 

ネットメディアはひと言でもいいから、日々動いていることが大事。

FBとかの場合は、タグづけなどで自分が投稿しなくても、回っている状態になることはあるけれど、それが望めないのがブログ。

 

無料ブログの場合、長い間放置していると、

広告がトップに出てきて、「このブログは長期間更新されていません」などといった文言が出てきます。

これってデメリット以外の何ものでもない。

 

実店舗におきかえてみるとわかりやすいのだけれど、

せっかく来たのに、開いてはいるものの、人の気配がしない、ってのが

ブログを長いこと更新していない状態です。

それって、相当がっかりですよ〜。

 

SNSって適性もあるし、あれもこれもできないのは事実。

始めるハードル自体は低いから、気軽にお試しして、合ったものをやればいいのだけれど、

“なんか違うな”

“またやるかもだけれど、今はお休み”

“ここのところしばらく書いていない”

であれば、

それをその状態で見せるということは、

この人やる気あるのかな?という印象にとられかねないのです。

 

実店舗で、お店に人がいるのかいないのかわからない状態と一緒ですね。

それに、自分がそういうブログを訪ねたら、やっぱり、あれ〜って思うでしょ。

 

なので、自分のブログが開店休業の方に告ぐ。

そのブログ、今すぐ表舞台から降ろしなさい!

(と言いつつ、自分自身は大丈夫かいな? どこぞに放置プレイがあるような。。。)