書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

“先輩”とかって呼び方はソッコーでやめて欲しい!

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単純な年齢だけではなく、その仕事に早く従事した順、って場合もあるけれど、

公の場で、

“先輩”“後輩”“にいさん”“ねえさん”

って呼び方する人いるでしょ。

あれ、と〜〜〜〜〜〜っても苦手。

 

外からみると、年がどうのとか、キャリアがどうのとか、関係のないことなんだけど。

なので、内輪でそう呼ぶ分には構わないのだけれど、外の人間がいるときも、それを出されると、なんだかね。

しかも、単に年が上ってだけで、私のことまで、“ねえさん”って呼ぶ人いるけれど、これも、私にしてみれば、「はぁ? あの〜、私、あなたのお姉さんじゃないんですけど」って気分に陥ります(小バカにしてんのか、とまでは思わないけど)。

芸人の言い方を真似ての照れ隠し(何の?)なんだろうけど、単に○○さんでいいんじゃない?

 

逆に、外の人に対しても、自分より年齢やキャリアが下の人を呼び捨てにするケースもあるでしょ、あれも聞いてていい気がしないんだよなぁ。

 

 

年上の人、キャリアが長い人へのリスペクトは持っていたいけれど、それは最優先されることじゃない。

“先輩”“後輩”“にいさん”“ねえさん”

って言い方は、

・その人の実力うんぬん(そのポジションに適しているのか、実際に能力があるのか)

よりも、暗に

年功序列が大事よ〜、

と媚びているようで、なんだかなぁ、って気になっちゃうのです。